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役の名前で呼ばれたい
タレントの向井亜紀の実話を基にしたドラマ「会いたかった~向井亜紀・代理母出産という選択~」
(フジテレビ系=3月2日後9時)に主演。2002年放送の「16週」に続いて、再び向井を演じる。
代理出産の是非については、国内でもルール作りが進んでいない。向井の双子に関しても、
出生届の受理を巡る品川区との訴訟が、現在も最高裁で審理中だ。
社会的な反響も予想される問題だけに、出演に当たっては、スタッフと何度も話し合いを重ねた。
最終的に出演を決めたのは、「代理出産というより、向井さん自身をメーンに置いた作品。
一つの家族の姿を描けたら」と感じたからだった。
向井自身から、「ぜひ今回も松下さんに演じてほしい」と要望があったという。
「前回のドラマに対する一つの答えと思って、うれしかった」と、ほおをゆるめた。
「16週」では、子宮けい部のがんで胎児を失った体験がつづられた。続編の今回は、アメリカでの代理出産を決意する。
しかし、がん治療で向井の卵巣の機能は低下し、卵子を採ることも難しい状況だった。
代理出産に対する批判も浴びながら、夫で元プロレスラーの高田延彦(沢村一樹)と
ともにわずかな可能性にかけて、双子の子供を授かるまでを描く。
目標に向かって突き進む向井に、「計り知れなくて、教わる事が多い」と改めて感心させられた。
ただ、「彼女も一人の女性。悩み、迷いながら前に進んでいる」。その内面を演じることに心をくだいた。
子宮がん検診の大切さを強調した前作では、「役名は『向井亜紀』だけど、あえて一人の女性として演じた」
というが、今回は「いかに向井亜紀を知ることができるか」と考えた。
実際に彼女とも会い、ドキュメンタリーや著書などの資料をできる限り集めた。
「お母さんとしてがんばっている姿を見ることで、その生きる力や思いを感じ、(私の演技に)いい影響力を与えられると思った」
15歳のデビューから24年。「仕事をしているのが好き。忙しいとはあまり
思わないかもしれない」と話す通り、ドラマにバラエティーにと、精力的に出演してきた。
キャリアウーマンから、家庭の主婦、愛憎劇を繰り広げる悪女……。演じる役柄も幅広い。
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