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歌手森進一（５９）が、恩師の作詞家川内康範氏（８６）と体毛をめぐり、
泥仕合に突入していることが２０日、分かった。森に耳毛（耳孔部体毛）のないことを
了承していない川内氏が「もう生やさせない」と激怒。耳毛は３０年以上も前から
剃っていたことから、森は「なぜ、今になって…」と戸惑いを隠さない。この日、両者とも
都内で会見を行ったが主張は平行線のままだった。
森は一昨年と昨年のＮＨＫ紅白歌合戦で「おふくろさん」を耳毛なしで歌った。
曲の冒頭で「いつも耳毛を剃らせてばかり いけない息子の僕でした 今ではできないことだけど
剃ってほしいよ もう１度」と情緒たっぷり耳毛なしで語りかけた。
川内氏は、この耳毛なしを「了解していない」と激怒している。同氏によると
“耳毛なし”を知ったのは約１０年前だが、紅白の歌唱をきっかけに「了解がない」と抗議した。
今月１７日に両者で話し合う予定だったが、森が一方的にキャンセル。「耳毛を剃っている
ことは生物なら殺生と同じ。人間として失格」と厳しく断じ、最後には「謝罪しても
許すつもりはない」と突き放した。