07/02/20 06:21:17 0
歌手の森進一(59)が代表曲「おふくろさん」を歌えなくなる騒動がぼっ発した。
作詞家の川内康範氏(86)に無断でセリフ付きの歌詞に変えたことが問題化。森が話し合いを
“ドタキャン”したことで、川内氏は「もうオレの歌は歌わせない」と激怒。20日のNHK
「歌謡コンサート」で森が歌うはずだった曲も急きょ変更された。川内氏は法的手段も
検討している。
おふくろさんよ おふくろさん―の歌い出しで知られる、昭和を代表する名曲(71年発売)が
封印の危機にある。
きっかけは昨年大みそかのNHK紅白歌合戦。森が2年連続で歌った「おふくろさん」を
ビデオで見た川内氏は「ワシの作ったものじゃない」と絶句。歌い出しの前に、短い“語り”と
メロディーが付け足されていた。
「いつも心配かけてばかり いけない息子の僕でした…」
驚いた川内氏が、森サイドに問い合わせたところ、既に他界している作詞家の保富康午さんと
作曲家の猪俣公章さんに作ってもらったと説明。しかし、川内氏には一言も説明がなかったため、
事情説明の場を17日に設けた。それが当日になって「血圧が180以上あり行けなくなった」と
一方的にキャンセルされ、一気に溝が深まった。
川内氏は、スポニチ本紙の取材に「新たなアレンジは感動的でいい」と評価したものの
「なぜ事前に知らせてくれなかったのか。いまだに会って説明しないのはおかしい」と道義的な
部分で立腹していることを強調。ドタキャンされた際に電話で「もうオレの歌は歌わせない」と
怒りを伝えると、森本人が「結構です」と言ったことを明かし「この歌は僕の生き方すべてを
反映している大切な歌。人の恩を忘れた者にはふさわしくない」と思いを語った。
森サイドは「30年ほど前にコンサート用に付け足したもの。先生の著作権を侵害したつもりは
ない」と説明。ただ、一部CDの歌詞に、セリフの部分がそっくり入っているなど、川内氏側に
真意が伝わっていないのは事実。20日のNHK歌謡コンサートで同氏作詞の「花と蝶」を
歌うはずだったが、急きょ変更される事態に。川内氏は「法的手段も」と話しており、一刻も
早い謝罪を求めている。
ソースはURLリンク(www.sponichi.co.jp)