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2007年02月15日
NASCAR 開幕戦デイトナ500の4回目のプラクティス走行が行われた14日、トヨタ・カムリで
参戦しているマイケル・ウォルトリップの55号車にレギュレーション違反が発覚。クルーチー
フの出場停止と、10万ドルという罰金が課された。アメリカ国内ではこの事件がマスコミに盛
んに取り上げられ、大きな注目を集めている。
55号車のレギュレーション違反疑惑が持ち上がったのは3日前の日曜日。フロントロウを決
定する予選アタックが行われる際に、車検で55号車のインテークマニホールド内に“規定に
ない物質”が発見された。この時点ではその物質がはっきりと判明できなかったため、マニ
ホールドを交換して予選アタックへの出走は許されたものの、その後NASCARオフィシャル
は55号車を没収し、原因解明に努めていた。そして3日後の今日夕方6時過ぎ、記者会見を
開き、55号車のレギュレーション違反を発表した。
違反の原因となった“規定にない物質”は、マニホールド内のオイルの中に発見され、「シリ
コンやグミのようなやわらかい物質で、オイルから発生したり関係したりするものではない」と
記者会見に出席したロビン・ペンバートン NASCAR競技副社長はコメント。その物質自体の
詳細な説明は避けたものの、エンジンの何らかの性能を向上させる可能性のある物質であ
ることは認めた。「決してエンジン内にあるはずの物質ではなく、他のクルマからはこのよう
な物質は一切検出されなかった。これは我々が決して寛容できないものだ」という。没収され
た55号車は、この後ノースカロライナ州コンコルドにあるNASCAR R&Dセンターへ運ばれ、さ
らなる原因解明が進められるという。
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