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オリックスを自由契約になり、中日で育成選手としてのテストを受けることになった中村紀洋内野手(33)が
13日、大阪府堺市内のグラウンドで心境を告白した。14日に沖縄入り、15日からテストを受けるが
「(中日には)感謝の2文字。何とか合格したい」と意欲を見せた。さらに落合博満監督(53)への
“弟子入り”を希望するとともに、育成選手として合格した後の支配下登録、レギュラー奪取を誓った。
その表情に高慢さもふてぶてしさもない。野球に飢えていた33歳は心から喜び、
わずかに開かれた竜の門のすき間に、その手を伸ばそうとしているかのようだ。
報道陣に囲まれたノリは、中日入りへの熱い思いを語った。
「感謝の2文字しかない。合格しても育成選手? 構いません。背番号が200番台? いいんです。
ユニホームが着られるなら。やっとチャンスが巡ってきた。今までやってきたことをアピールして合格したい」
吉報は前日に届いた。オリックス関係者から中日の入団テストを打診されると「喜んで行きます」と即答。
合格しても支配下選手ではなく公式戦に出場できない育成選手。背番号も昨年の一ケタ(8)から
200番台になる。パ・リーグを代表する4番打者だった男にとって、それでも、光が見えただけで十分だった。
一度はあきらめた中日入りだった。落合監督の「440万円でも獲らない」という発言を
インターネットで確認した。「中日はないと思っていたんですが…。手を差し伸べてくれて、うれしいです」。
予想される年俸が400万円でも「全然構いません。ユニホームが着たいだけなんです」と前を向いた。