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アーセナル(イングランド)のアルセーヌ・ヴェンゲル監督の目には、
代表戦は退屈だと映っているようだ。ロイター通信が報じている。
現地時間9日に記者会見に臨んだヴェンゲル監督は、
「母国に対するプライドはあるだろうが、それは別にするとして、
代表戦にはまったく面白味を感じないということを、みんな認めるべき
だろうね」と厳しいコメント。その理由として「クラブチームのフットボールは
進化を遂げているが、代表のフットボールは退化しているからだ」と、
両者の違いを挙げた。
先日行なわれた国際親善試合では、前半をスコアレスで
折り返した末に0対1でスペインに敗れたイングランド。
ヴェンゲル監督は「代表チームのフットボールを見るより、
クラブチームのプレーを見る方がわくわくする。イングランドでも、
フランス、アルゼンチン、ブラジルでも同じことが言える」と
辛口で続けたあと、「(代表チームの)試合はどんどん退屈に
なっているね。イングランド対フェロー諸島戦を見に行けば分かる。
愛国心以外に、試合を本当に楽しませてくれる要素など
何ひとつないだろう」と、手厳しい批判を行なった。
ヴェンゲル監督はまた、「私は選手と契約するとき、国籍など
気に掛けない。質がすべてだ」と、代表の“ブランド”にこだわらないとの
姿勢をほのめかし、「良質のワインを渡されたら、産地を尋ねる前に、
まずは味わってみるものだからね」との言葉を残していた。
TITLE:msn スポーツ
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