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浦和に死角あり?! リーグ戦、天皇杯の2冠を達成した王者・浦和。圧倒的人気で関連商品は
バカ売れ、さらに千葉から日本代表MF阿部獲りにも成功した。“好調スパイラル”でひとり勝ちが
続くが、昨年途中まで浦和社長を務めたJリーグの犬飼基昭専務理事は、「DF獲りには失敗
している」と現状の補強を冷静に分析、少数精鋭を貫く王者・浦和に警鐘を鳴らした。
25日にはオジェック新監督が来日して、就任会見を行った。今季に続くリーグ戦、天皇杯
連覇はもちろんのこと、「クラブW杯に出る最初のJチームになりたい」と、高らかに
アジア王者獲得も宣言した。
浦和は今シーズン、日本代表戦のほかに、アジアの戦いも本気モード。そのため、選手の
疲労解消は重要なテーマとなる。しかし、三都主、黒部らがチームを離れたものの、主だった
補強は阿部1人。少数精鋭主義を貫く。
犬飼専務理事は、「昨年、けが人がいても勝てたことは選手の自信になっただろう。
(自分なら、もっと補強したのでは?)どうかな。まだ補強するかもしれないよ」と、やんわり
今後の「追加」を予言。“盤石とはいえない”といわんばかりだった。
というのも、犬飼専務理事は昨年6月まで浦和社長を務め、わずか4年でチームを変貌
(へんぼう)させた立役者。その過程で浦和に大変革をもたらした。
個性派の闘莉王らを続々補強し、チーム色を一新。その後、軌道に乗りかけても小野や
ワシントンらの獲得を続け、補強の手を緩めなかった。結果的には、それがチーム内に
厳しいレギュラー競争を生み、ベンチ内も充実。同時に層の厚さも保てた。
けが人が出ても圧勝した最大の勝因は、ここにあった。
ところが、今年は“大量補強”は止まった形。監督も交代し、方向転換ともいえる賭けに
出たのだ。
「アジアは狙わないと勝てない」と話す犬飼専務理事の言葉通り、アジアで勝負を挑む
浦和の挑戦は、日本サッカー界の悲願。オジェック新監督の手綱さばきが見ものとなりそうだ。
ソースはURLリンク(www.zakzak.co.jp)