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サッカー、Ｊリーグ２部（Ｊ２）ベガルタ仙台のホームゲームの年間チケット販売が伸び
悩んでいる。価格を下げ、選手との握手などの特典を初めて付けたが、目標の昨季の
販売実績にはまだまだ届かない。
運営会社の東北ハンドレッドによると、今月６日の販売開始以降、これまでに売れたの
は約４７５０席と昨年（約５５００席）を大きく下回っている。２００４年のＪ２降格後、最も少
なかったのは０５年の約５３００席。販売締め切りも２１日に迫り、５０００席を割るのは必
至だ。
同社は今季の年間チケット購入者確保に向け、あの手この手の対策を展開してきた。
全２４試合を１８．５試合分（昨季は１９．５試合分）で観戦できるように価格を値下げ。購
入者は試合前にコンコースで選手と写真撮影や握手をできるようにするほか、ホーム
開幕前にはユアスタ仙台でお披露目会も計画している。
販売ＰＲにも力を入れた。広告チラシ約４０００枚を仙台市内の公共施設などに設置し、
新聞広告の回数も例年の２倍に増やした。それでも、約９０００席も売れたＪ１時代（０２、
０３年）の約半分。Ｊ２降格４年目を迎え、人気の陰りをうかがわせる。同社は「あと２００
―３００席は売れてほしい」と願う。
前文 - 河北新報 -
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