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団塊の世代の大量退職が始まる０７年にふさわしい異色のミュージシャンが登場した。
南部直登（５６）だ。２４日に団塊世代に向けて作ったという応援歌「盛春歌」をリリースする。
この曲には５０代後半の団塊世代を中心としたサラリーマンが喜びそうなキーワードが“これでもか！”というほどちりばめられている。
「“力道山の空手チョップ”とか“裕次郎”“銀恋”“尾崎ゴルフ”といった、団塊のオジサンたちが
青春を謳歌していた時代の言葉が次々に出てきます。フォーク調で中高年はついついノスタルジーに浸ってしまうようですね」（レコード関係者）
実際、昨年末に「盛春歌」をニッポン放送の番組で放送したところ、問い合わせが殺到し、
同番組は年明けに特別コーナーを設けて再度紹介したという。
それにしても、異色なのが南部の経歴。脱サラしてミュージシャンになるケースはよくあるが、
彼は現役のサラリーマンなのだ。３４歳で日本生命に入社。現在は同社の横浜支社に勤務し、
年に約１６億円の契約を結ぶトップセールスマンとして活躍しているという。
団塊世代を狙った便乗商法だが、南部の歌がどこまで彼らの心をつかむか、ちょっと見ものだ。
【2007年1月15日掲載記事】
[ 2007年1月18日10時00分 ]
URLﾘﾝｸ(news.www.infoseek.co.jp)
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