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四国アイランドリーグ(IL)の石毛宏典コミッショナー(50)が15日、
オリックス退団で移籍先が決まっていない中村紀洋内野手(33)を受け入れる考えがあることを明らかにした。
昨年6月から元NPB(日本プロ野球組織)所属選手の受け入れを開始。
待遇面では月額10万円からの再出発となるが、本人が望めば野球浪人となる最悪の事態は避けられそうだ。
浪人危機の中村に、強烈なラブコールだ。四国ILの石毛コミッショナーが、迷える大砲を受け入れる考えを明かした。
「拒むものは何もない。四国ILは再チャレンジの場でもある。ノリがウチに本当に来たいと考えているなら、ウエルカムだよ」
四国ILは、社会人野球の統廃合などで行き場をなくした若い選手に、
プロ野球への挑戦機会を与えるため、日本初の独立リーグとして05年に創設された。
昨年6月から元NPB選手の加入も認めている。
元NPB選手はアマチュア扱いにならないため、ドラフト指名の必要はなく、戦力補強期限の6月末までNPB復帰が可能。
ノリが好成績を残せば、戦力補強を狙う球団からオファーが届く可能性もある。
もちろん、条件面は厳しい。住居は提供されるが、給料は2月から10月まで支払われる月額10万円(計90万円)が最低支給額。
「元NPBの選手であれば、多少色は付くでしょうが、それでも数十万円の上積みが限界では」とリーグ関係者だ。
オリックスは現在、トレードを他球団に打診しているが、色よい返事はまだない。
トレード不成立の場合、一両日中にも自由契約になる見通しだが、
移籍が難しい現状をふまえてノリが四国IL入りを決断すれば、プレー続行の道が開ける。
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