07/01/14 12:02:13 0
西武涌井秀章投手(20)が13日、松坂の後を継ぐ「ミスター完投」襲名を宣言した。
7日に母校の横浜高校で始動し、この日も同高で3時間の自主トレ。
ランニング、左翼から中堅付近までのダッシュなどスタミナ強化中心のメニューに汗を流した。
「スタミナを昨年以上につけたい。松坂さんにも、完投できる投手になれと言われた。
最低でも2ケタ完投はしないといけないと思う」。スタミナの徹底強化を誓い、昨年の
8完投を上回る2ケタ完投を今季のノルマに掲げた。
松坂といえば完投が当たり前だった。
昨年は25試合で13完投。04年から3年連続で2ケタ完投をマークし、
8年間で通算72試合に完投した。
涌井も26試合で8完投と奮闘したが、チーム内で2人に続くのは西口らの2完投。
ずばぬけた安心感こそがエースたるゆえんだった。
そして涌井が7日に同高で松坂と始動した際、置き土産とばかりに
受け取ったメッセージが「完投指令」だった。
「完投」は1試合だけの話ではない。
昨年の涌井は6月までに9勝を挙げながら、7月は0勝、8月は2勝、9月は1勝でシーズンを終えた。
8月から9月にかけて6連勝した松坂のように、夏場以降やプレーオフの
勝負どころで勝つことが今季の課題。
そこで今月下旬に大迫トレーニングコーチと埼玉県内でミニキャンプを張ることを決めた。
「朝走って夕方までやると思う。ほとんど体力づくりです」。
南郷キャンプでは投げ込みも増やす予定。
開幕投手も狙うが、試合、シーズンの完投という、その先の目標にもしっかりと照準を合わせた。
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