07/01/13 06:43:04 0
名古屋グランパスは12日、獲得に乗り出していた千葉のMF阿部勇樹(25)が入団の意思が
ない旨の連絡を受け取った。DF陣が手薄なまま17日の始動を迎えるが、大物の緊急補強は
行わず、まずは現有戦力の底上げを強化の軸にする。
阿部の獲得に失敗した名古屋グランパスは、古賀の柏移籍もあり、特に守備陣の構想に
大幅な狂いが生じた。
午後4時すぎ、千葉サイドから「名古屋ではありません」と連絡が入った。小椋強化担当は
「残念です」と落胆したが、クラブの方針は、穴埋め的な補強をしない。
「中途半端な選手は取らない。その点では、フェルフォーセン監督とも意見が一致している」
と福島常務取締役統括本部長は話す。強化3年計画の2年目を迎えるフェルフォーセン監督は
現有戦力の底上げをベースにして「補強に関しては、厳しい目で選定する」と、大きな戦力を
保証できる選手以外は、必要ないと考えている。
今オフの移籍市場では、川島、古賀の移籍金を手にし、阿部獲得資金も含めると、プール
された資金は5億円は下らない。焦って無駄遣いするのではなく、次回の大物獲得の
チャンスまで、蓄えておくことになった。
京都に期限付き移籍していた角田の復帰が12日に決まったが、それでもスピラール、大森、
増川の主軸を除くと、控えが若手選手ばかりとなるDF陣の選手層は、長いシーズンを
考えると心もとない。
「外からはいろいろと不安の声が出るかもしれない。だが拙速は避けたい」と福島取締役。
周囲の目を気にして取り繕うような補強はせずに、若手の育成も含めた強化方針を
貫く姿勢だった。
ソースはURLリンク(chuspo.chunichi.co.jp)
依頼ありました スレリンク(mnewsplus板:146番)