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高校生ドラフト４巡目のダース・ローマシュ匡投手（１８）＝関西＝が１１日、同じ高校生ルーキーの
ロッテ・大嶺の“大ファン”であることを告白。
「大嶺のことは好きです。あっ、もちろん選手としてですよ」突然のカミングアウトに、周囲から
笑いが漏れた。
大嶺の存在は、野球雑誌を通じて知ったという。「（試合に）出てくれば、チームはいつも逆転。
大嶺には球場をのみ込む力がある」紙面から、その魅力にとりつかれたダースは、お互いが
出場した昨春のセンバツを機に交流を深めていった。
座右の銘も受け継いだ。「オレがオレがの我を捨てて、お陰様での下で生きろ」もともとは、
大嶺が好んでいた仏教の説法をダースが気に入り、昨夏の甲子園後に「グラブに書いても
いい？」と打診。快諾を得て、新調したネイビーのグラブの裏側に刺しゅうを施した。
この日から、千葉・鎌ケ谷のファイターズタウンで新人合同自主トレがスタート。「体をつくって、
１軍に上がり、チームの１勝に貢献できる選手になりたい」あこがれの同級生との対決を夢見て、
ダースが第一歩を踏み出した。
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