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鹿南署初 女性鑑識が誕生 TV見て刑事にあこがれ、花屋から転身
鹿児島南署刑事課に9月、女性初の鑑識係が誕生した。
警察官になって3年目の植囿まり巡査(24)。
現場の物言わぬ証拠から事件解決の糸口を探る-。
テレビ番組で見た地道な仕事に心を動かされ、20歳を過ぎてから警察官を志した。
先輩がつきっきりで、指紋など証拠品の管理など基礎を学ぶ日々。同署は
「後に続く女性鑑識の模範になってほしい」と期待を寄せる。
「まだ何も分からない状態。必死に先輩の後を付いていくだけ」。
鑑識係として3週間。これまで4カ所の現場に足を運んだが、まだ何を
やっていいのか自信がなく、体が固まって動けなくなってしまうこともあったという。
人の幸せにつながるような仕事がしたいという思いから、以前は鹿児島市内の
花屋や市役所の臨時職員として働いていた。何気なく家で見た鑑識をテーマにした
テレビのドキュメンタリー番組。目立つ存在ではないが、現場に残された証拠を
粘り強く一つ一つ照合していく作業に鑑識係の信念を感じた。
これまで考えたこともなかった警察官になる夢が芽生えた。
県警に採用されたのは2005年4月。警察学校を経て、06年2月から
同署の谷山中央交番に勤務。同年9月に行われた県警の鑑識競技会には、
女性チームの一員として出場したが優勝はできなかった。
「次は南署鑑識係としてリベンジしたい」
指導する刑事課の吉永寛課長代理は「頑張り屋で負けず嫌い」と評する。
「まずは気持ちを前面に出して仕事をしてほしい。このチャンスをつかんで成長して」
とエール。「希望する係に配属されたうれしさと何も分からない不安が交錯している」
という植囿巡査。「まずどんな事件にも冷静に対応できるようになりたい」と誓った。
依頼囿
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(画像)指紋を採取の練習をするまり巡査である
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