07/07/24 11:54:04
「太いくぬぎは重いけど 力をこめて 山から運び出す 自慢の椎茸(しいたけ)届けるために」。
伊豆特産のシイタケを宣伝するため、伊豆の国農協(伊豆の国市)が生産者の仕事ぶりと思いを
歌にした。振り付けもあり、農協女性部のメンバーが練習を積んで各種行事で披露する計画で、
メロディーに乗せて知名度アップを図る。
歌の題名は「おいらの椎茸食べてくれ」。同農協の依頼を快諾した県東部農林事務所職員の
土屋さん(50)が趣味の音楽の特技を生かして作詞し、伊豆市職員の三田さん(51)が作曲。
山中での地道な重労働と、「心をこめて菌を植え付ける」生産者の気持ちを表現。
軽快なテンポで踊りやすい曲に仕立て、CDにも収録した。
振り付けは同市韮山時代劇場の付属劇団「いず夢」団員で、地元のダンス教室「キヨミリズム
ダンス」に通う武智さん(40)が考案。シイタケのかさの形を両手で表したり、軽やかな身の
こなしで「可愛らしさを表現した」という。
初練習は18日に同農協本店で行われ、女性部長の大川さん(61)ら13人が参加。
土屋さんがギターを弾きながら歌唱指導し、武智さんが振り付けを伝授した。
土屋さんは「歌で生産者の心意気を伝え、生産地全体の心の活性化を図りたい」と話している。
【安味伸一】
毎日新聞 2007年7月24日
静岡:MSN毎日インタラクティブ
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)