07/05/31 10:50:15
その昔、トイレでは新聞紙でお尻を拭くこともあった。
読み終わった新聞紙がトイレに置かれ、お尻を経て、汲み取り式トイレの底へ沈んだ
という。
硬い新聞紙は揉みほぐされ、少しでもやわらかくと使われていた。
時代は変わり、揉まなくても、十分やわらかい紙でお尻を拭けるようになった。
昔に比べれば、贅沢な時代だ。しかしそれでもたまに、お尻とのファースト
コンタクトで、計り知れない絶望感を味わうことがある。
トイレットペーパーのやわらかさって、値段で判断してる人が多いと思う。
安いものは硬く、高いものはやわらかいっていう理論。でもたまに、そのセオリーは
通用しないことがあり、この絶望感を味わうことになるのだ。
こんな悲劇は、なるべく回避したい。でも、贅沢が普通になると、その上の贅沢を
したくなるのが人間。やわらか願望はとどまることを知らない。
パッケージの外から、やわらかいトイレットペーパーを見抜く方法はないんだろうか?
「パッケージで“パルプ100%”や“再生紙100%”などの材質表示を見ていただくと
参考になるかもしれません。パルプの方がやわらかく、再生紙の方が少し硬い場合が
多いです」(某製紙メーカー)
残念ながら、この方法は値段での判別と似ていた。パッケージの透明部分からのぞく
見た目だけで、何か分からないんだろうか?
「ん~、難しいですね。紙の表面には、ふっくらするよう凸凹のエンボス加工が
施してあるんですが、それも判断材料にはなりづらいです。工場によってプレスが
微妙に違いますので、凸凹に誤差が出ることもありますし」
つまり、エンボス加工を見ても紙質は分からないということ。各メーカーが
凸凹の形や数などでやわらかさを追求してるから、やはりあれこれ試しつつ、
自分で“好み”の凸凹を見つけるしかないようだ。
また、保湿力をうたったトイレットペーパーは、少々値が張るものの、他よりも
やわらかいことが多いという。いつもの2倍の値段のトイレットペーパーを買い、
その代わりに使う量を2分の1にする。そうすれば、かかる金額は変わらずやわらか
願望を満たせる。そんな、お尻にも環境にもやさしい使い方だって、アリなんじゃ
ないだろうか。
ちなみに、偶然にもゴワゴワしたトイレットペーパーと“尻合ってしまった”とき、
紙をやわらかくする方法はないんだろうか。
「揉むと多少はやわらかくなります。でも揉みすぎると破れる恐れがありますので
ご注意ください」
先人の知恵は、偉大だ。
ソースは
URLリンク(www.excite.co.jp)
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