07/05/23 22:17:17
兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)は23日、自然放鳥した国の特別天然
記念物コウノトリが同市百合地の人工巣塔で産んだ卵から、新たにひな1羽が
誕生したが死んだと発表した。20日にふ化が確認された別のひなは元気に育
っているという。
豊岡市赤石の別の人工巣塔で回収された卵3個はすべて無精卵と判明している。
百合地と赤石で今春産み落とされた計6個の卵から、最終的に百合地のひな1
羽だけが残った。
死んだひなは百合地の人工巣塔下の田んぼで発見。ふ化後、間もなく死んだ可
能性があり、死後半日から1日。親鳥が23日午前、巣の外に出した。同公園
で解剖し、死因を調べる。
20日にふ化が確認されたひなは、23日も頭を動かしているのをビデオカメ
ラで確認。親鳥が採ったオタマジャクシなどを巣の中で食べているとみられる。
順調に育てば、7月中旬ごろにも巣立つ。
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