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暖冬で桜の早咲きが予想される中、早くもお花見商戦が始まった。
百貨店は豪華な花見弁当をそろえて昼食に力を入れ、宅配業者は
夜の宴会を狙って攻勢を強めている。
花見時期には、百貨店の弁当の中心価格帯が1000~1500円となり、
通常より4割以上跳ね上がる。今年は早咲きを見込んで、三越銀座店は6日から、
高島屋各店も9日からと、例年より数日前倒して花見弁当フェアを始めた。
昨年は、新宿高島屋が新宿御苑(東京都新宿区)までの弁当の出前をしたり、
上野松坂屋も上野公園(同台東区)まで送迎バスを運行し、新たな試みが目立った。
しかし、期待した弁当の大量注文にはつながらず、今年はいずれも取りやめた。
最近の花見商戦の主役はOLや熟年女性。今年は、新宿高島屋が弁当選びを助ける
店員の「お花見弁当コンシェルジュ」を配置したり、上野松坂屋が総額5000円以上の
花見弁当を買った人に敷物を進呈するなど、店内でのサービスに力を入れている。
一方、「夜は暗く、凝った弁当よりお酒とおつまみが売れるはず」と意気込むのは宅配業界だ。
宅配総合サイト「出前館」の昨年3月の注文数は、花見需要が加わって前月比13%増だった。
運営する「夢の街創造委員会」は「花見会場から、携帯サイトで出前を頼む使い方が
広まりつつある」と話す。
大手チェーン「ドミノピザ」は、花見で混雑する公園でも注文を確実に手渡せるようにと、
都内の主な公園に地理を熟知した社員やアルバイト従業員を配置する。西麻布店は
芝公園(同港区)に10人を派遣し、ピーク時は1晩で通常の6倍の300件の注文をこなすという。
元記事 URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
毎日新聞 (URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)) 2007年3月11日 0時30分
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