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秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われた
無職・畠山鈴香被告(34)の第3回公判が1日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)で
開かれた。証人として出廷した元交際相手は、鈴香被告とのセックスについても
赤裸々に証言。鈴香被告のあえぎ声が「大きかった」ことや、コスプレで使用した
チャイナドレスを、殺害された長女・彩香ちゃん(当時9歳)のために仕立て直していた
ことなども明らかにした。
証人として出廷した「元夫」「元カレ」らは、鈴香被告の激しい気性を生々しく証言した。
1人目の証人は、昨年6月の逮捕直前まで鈴香被告と交際していた元カレ。
被告が勤務していたパチンコ店の同僚で、2000年ごろから交際がスタート。
事件当時も交際中だった。
最初に検察側の質問に答えた元カレは、鈴香被告の自宅を訪れた際、
被告が彩香ちゃんを「しっ」と手で追い払うなど「邪険にしていた」と証言。
「彩香がいなければ就職しやすい」「(離婚後)彩香を無理して引き取らなければ
よかった」などと漏らしていたことも明らかにした。
また、鈴香被告とのセックスについても赤裸々に語った。被告のあえぎ声が
「大きかった」ことを暴露し、彩香ちゃんに配慮して声を小さくするよう言ったが、
被告は「(彩香ちゃんは)寝ているから大丈夫」と意に介さなかったという。
生前に彩香ちゃんが着ていたチャイナドレスについて、鈴香被告がセックスの際に
コスプレで使用していたものを仕立て直したことも明らかに。被告はチャイナドレス姿を
彩香ちゃんに見られ「『かわいい』と言われた」などと語っていたという。
弁護側の質問では、鈴香被告が事件の約1年前にあたる2005年5月に
自殺未遂を図っていたとも証言した。被告は「死のうとして睡眠薬を飲んだ」と
話したといい、「10年後の彩香へ」と書かれた遺書らしき封筒もあったという。
午後からは、彩香ちゃんの父親である元夫が出廷。約3年間の結婚生活について
「家の中は足の踏み場もないほど散らかり、食器もカビが生えていた。
料理をつくってもらったのは2、3回だけ」と話し、鈴香被告の性格を「気性が激しく、
性格もだらしなく、カッとなると手を出す感じ」と振り返った。
また、鈴香被告がアルバイトしたケーキ屋で同僚とトラブルになった際
「ケーキの生地に洗剤を混ぜてやった。食べた人が腹をこわして保健所に
訴えればいいのに」と語っていたことも明らかにした。
この日はほかに、鈴香被告宅の近所の女性住民と、秋田県警能代署の巡査長も
証人として出廷。次回第4回公判は17日で、引き続き証人尋問が行われる。
スポーツ報知
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