07/09/12 21:13:18 0
「ウルトラマン」で知られる円谷プロダクションが経営難から身売りすることが12日分かった。
同プロの大株主・円谷エンタープライズが10月中旬に第三者割当増資を行い、CMなど映像
制作大手のティー・ワイ・オー(TYO)が8000万円で引き受ける。これにより、円谷プロはTYO
傘下となる。
TYOが12日発表したリリースによると、最近の円谷プロは、映画製作費負担の増加、長年の
同族経営による経営基盤の弱体化などで経営が悪化、“カラータイマー点滅”状態にあった。
TYOは円谷グループへの経営参画で、経営再建を目指す。
具体的には、現在、円谷プロ株の約45%を所有する円谷エンタの増資と同時に、円谷一夫
会長兼社長が所有する円谷プロ株約22%を円谷エンタに譲渡。TYOは円谷プロ株68%を所有
する円谷エンタ株式の80%を所有する。これに伴い、円谷プロでは円谷会長兼社長を除いた
役員が退任し、TYOの吉野博昭社長らが新役員となる予定。
円谷プロは、今年6月の株主総会で大幅なリストラを主張した大山茂樹前社長を、円谷会長が
解任した。10月からは生誕40周年のウルトラセブンが「ウルトラセブンX」(TBS系)として復活
するが、同社救済には間に合わなかった。
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