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和歌山市松江にある24時間営業の商業複合施設「ガーデンパーク和歌山」駐車場で、
週末の夜などにたむろし、女性に声をかけたりする“ナンパ族”による迷惑行為が横行
している。場内での交通事故や、女性が無理やり車に連れこまれる事件も起きており、
危機感を強める施設側や和歌山北署は防犯対策の強化を進めている。
同駐車場では今月25日、17歳の少女2人を車に無理やり押し込み、連れ回したとして、
18~19歳の少年6人が翌日、逮捕監禁容疑で逮捕された。駐車場では以前から
似たような事案が起きていたといい、「無理やり押し込まれるようなことは日常茶飯事」と
証言する女性もいる。
場内では、けんかや車で徘徊(はいかい)する行為も多発。事故も急増し、昨年は年間で
60件だったのが、今年は6月に36件、7月は42件も発生。近隣住民から、エンジン音など
の苦情も相次いでいる。
市内では、JR和歌山駅周辺や和歌山マリーナシティなどでナンパ族による迷惑行為が
多発した“前例”がある。
このときは県が県迷惑防止条例を改正、県警が夜間の交通規制を実施するなどして
締め出しに成功したが、今度は24時間営業のスーパー「メッサオークワ」やジストシネマなどが
入るガーデンパーク和歌山がナンパ場所の標的となっている。
同施設と和歌山北署は意見交換会などを定期的に開き、善後策を協議。
同店の駐車場内の道路部分に段差をつけたり、ゼブラ状の舗装を施すなどスピードを出しにくい
構造などに改装。暴走行為の禁止などを警告する看板を設置し、週末は警備員を増やすなどの
対策をとっている。
同署もパトカーでの見回りや施設わきを走る国道26号で大規模な検問を実施するなど、
取り締まりを強化している。しかし、ナンパ族の一掃にはいたっておらず、当分はイタチごっこが
続きそうだ。
ソース:SankeiWEB
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