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【パリ福井聡】仏北東部ナンシー控訴院は21日、ダティ仏司法相(42)の実弟、
ジャマル・ダティ被告(34)に対し、麻薬取引の罪で禁固1年の実刑判決を言い渡した。
被告は今年2月に執行猶予付きの判決を受けたが、検察側が控訴していた。
被告は6年前にも同じ罪で服役しており、姉の司法相が再犯者に厳しく刑法を改正したため、
実刑判決となった。
判決後、被告の弁護士は「2月の判決と、姉が司法相に就任した後の判決の不均衡は理解できない」
と主張した。被告は7月に「彼女は彼女、私は私」と自責の念を語っていた。
司法相は先月、「すべての家庭に困難な時期、問題がある」と心境の一端を語ったが、
控訴院の判決後はコメントを避けた。
司法相は父がモロッコ、母がアルジェリア出身のマグレブ系2世で、12人兄弟の上から2番目。
看護師助手として夜働きながら学び、仏国立司法学院を卒業し検事代理に就任した。
サルコジ大統領が内相時代に登用し、今春の政権発足で初の移民系閣僚に抜てきされた。
ソース:毎日新聞 2007年8月22日 18時27分
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