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アルバイト情報誌で募集した学生らが「道劇仮面倶楽部」と題するショーに出演。
公然わいせつと職業安定法違反の罪に問われた「札幌道頓堀劇場」
支配人・佐々木靖(おさむ)被告(40)の判決公判が17日
午前11時50分から札幌地裁(井上豊裁判長)で開かれた。
佐々木被告は「札幌道頓堀劇場」の支配人として、ストリップショーの
企画や踊り子との出演交渉など、業務全般を統括する立場にあった。
「札幌道頓堀劇場」は、今年4月から金・土・日の週3日間、学生など素人と称する
女性を「道劇仮面倶楽部」と題するショーに出演させていた。
ショーは「もしかしたら 近所の○○さんかも…?」との誘い文句で人気を博し、
客は500円を支払えば、踊り子が露出した陰部をポラロイドカメラで撮影することができた。
道警は4月28日、「札幌道頓堀劇場」がアルバイト情報誌で募集した大学生や
専門学校生の“素人ストリッパー”5人が全裸または半裸になり、
約30人の観客の前で性器を露出させたとして、佐々木容疑者ら計7人を
公然わいせつの罪で現行犯逮捕した。佐々木被告は5月18日に
公然わいせつの罪で起訴され、6月15日には職業安定法違反の罪で追起訴された。
7月18日の初公判で、井上裁判長に罪状認否を問われた佐々木被告は、
「(起訴状記載の公訴事実に)間違いありません」と罪を認めた。“素人ストリッパー”の
ショーを企画した理由については、「(札幌道頓堀劇場は)オープン時から赤字が続いているため、
プロの踊り子にギャラを出さないことは経費の削減になると考えた」と証言した。
佐々木被告は17日の判決公判に紺色のTシャツとジーンズ、スニーカーを履いて出廷。
井上裁判長は懲役2年、執行猶予3年の有罪判決(求刑・懲役2年)を言い渡し、
量刑の理由をこう述べた。
「被告人は札幌道頓堀劇場の経営状態が芳しくなく、プロのダンサーではない踊り子を勧誘した。
犯行は公衆道徳上有害で刑事責任は軽視し難いが、被告人は事実を認め反省し、
劇場の仕事から退く意思を示しており、新しい仕事に就くことも考えている。
このようなことを斟酌すると、社会内で更正する余地は十分にある」
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