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８日午後３時１５分ごろ、鹿児島県曽於（そお）市財部（たからべ）町下財部の
県道トンネル内にいた中学生４人のうち、道路中央に寝転がっていた男子生徒が、
宮崎県都城市吉乃元町の運転手、中島昭人さん（６３）のトラックにひかれ、
頭を強く打つなどして死亡した。
曽於署によると、死亡したのは同市鷹尾４丁目の中学３年、立元駿太郎さん（１４）。
現場は１車線（幅５．６メートル）で、長さ約２６メートルのトンネル内。電灯はなかったという。
立元さんは同じ中学の男子生徒と２人で「眠い」などと言って、
トラックが進入してきた入り口から約１０メートルのところに寝転がっていた。
立元さんの後方に寝ていた男子生徒はトラックに気付いて逃げたため無事だった。
当時、現場付近は雨が降っており、２人は、
トンネルの壁際に座っていた他の知り合い２人と、おしゃべりをしていたという。
調べに対し中島さんは「壁際に座っていた２人には気づいたが、
寝ていた男子生徒には気づかなかった」と話しているという。
立元さんらは曽於市の大川原峡に川遊びに来ていた。
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