07/08/05 19:08:13 0
キャノン製カメラのピント不良問題が再びネットユーザーの間で話題になっている。
「キャノンのレンズは購入時からピントが合わないケースが多く、
お金をかけて修理しても、またいつピントが合わなくなるか分からない」というのが問題の要旨だ。
最近では、映画『トランスフォーマー』をパロディー化し
キャノンのフォーカス不良問題を皮肉った写真がインターネット上に広まり、話題になっている。
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こうした問題は、インターネットのデジタルカメラ専門サイト「SLRクラブ」(www.slrclub.com)の
キャノン・コーナーに続々と書き込まれている。
ソウル市冠岳区奉天洞に住むノさん(29)は今年4月、
これまで使っていたデジタルカメラを処分し、初めて手にした給料でキャノンD-60を購入した。
新しいカメラを持ち意気揚々としていたのもごくわずかの間。
撮った写真はどれも明らかにぼやけている感じがした。
知り合いに聞いたところ、「キャノンDSLR (レンズ交換式)カメラは発売当初から焦点が合わず、
購入したらすぐピント調整が必要」ということが分かった。
ソウル市竜山区にあるアフターサービス・センターにピント調整を頼んだが、修理後もピントが合わなかった。
だが、アフターサービス・センター側は
「修理して正常になった。ピントが合わない場合もあるが、誤差の範囲内」とし、
何の異常もないことを主張している。
良才・竜山などのアフターサービス・センターをあちこち回ったノさんは、
結局ある写真同好会を通じ、きちんとピントを合わせられるようになった。
ノさんをはじめとするユーザーたちは
「購入したらすぐに自らピント調整しなければならないのも問題だが、
誠意のないアフターサービスのせいでセンターを何回も往復しなければならないのは、
さらに大きな問題」と口をそろえる。
3万-6万ウォン(約3800-7700円)代の修理代を3-4回払えば、
そこそこのデジタルカメラを1台新調できる。
しかも修理を頼んでから1カ月以上待たなければならず、
修理後にまたピントがずれるのは日常茶飯事だ。
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現在、ポータルサイト「ダウム」の「アゴラ掲示板」でキャノン不買運動を展開している
ID「泉の妖精」さんは「ピント調整を終えたレンズも、また合わなくなるかもしれないという問題点を抱えている。
別のレンズメーカーよりもズレが発生しやすい」と話す。
ユーザーの不満が相次いだことを受け、LGキャノンは「生涯フォーカス調整」を約束した。
だが、昨年直営体制に転換したキャノンコリアは規則を前面に掲げ、
正規品に限りアフターサービスの保証期間を3年としている状態。
並行輸入品、つまり日本国内向け製品を買ったユーザーは、
購入と同時に自費でピント調整するほかない。
ユーザーたちは「問題が続く製品についてアフターサービスを3年と制限するのは、ユーザーを軽視する行為。
少なくとも数万ウォン、多ければ数十万ウォンかかるピント調整費を
ユーザーが自己負担しなければならないのは問題」と批判している。
キャノンコリア側は「たびたび起きるピント不良は、どのカメラでも起き得る普遍的な問題」
との見解を示している。
キャノンコリア関係者は「キャノンは各地で広く使われているため、
カメラ全般に対する不満がキャノンに対する不満のように受け取られる。
写真記者でさえ、1年に1-2回は定期診断に出さなければならない」と話している。
また「キャノンコリアはアフターサービスに全面的に投資しており、
今後も投資額を増やしていく方針」と説明した。
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