07/07/31 15:47:04 0
ジュネーブ(ロイター) アフリカ中央部コンゴ(旧ザイール)における女性への暴力について
調査をしていた国連人権理事会の特使は7月30日、婦女暴行がまん延し、取り締まりが
ほとんど行われていないとする調査結果を報道陣に語った。
国連特使でトルコ人弁護士のヤキン・エルトゥルク氏は、11日間に渡って現地調査を実施。
その結果、婦女暴行が「武装民兵や国軍兵、警察官らによって行われており、
一般民間人によるケースも増えている」ことがわかり、
「普通のこととして広く社会で認識されている」現状が判明したと述べた。
エルトゥルク氏によると、女性の被害が最も深刻なのは、隣国ルワンダから武装勢力が流入している
東部・南キブ州。家族や公衆の面前で何人もの男に暴行される事件が相次いでいる。
武装勢力などに銃をつきつけられた父や息子、兄弟などに暴行されるケースも多いという。
多くの被害者は、武器などで性器を傷つけられている。奴隷として拘束されていた複数の女性は、
排せつ物や殺害された親族の人肉を食べるよう強制させられたと話したという。
コンゴでは06年7月に性的暴行が違法化された。しかし、エルトゥルク氏は
「当局はほとんど何の取り締まりもせず、犯人は自由の身のまま。
公務員の制服を着た者が犯人の場合は、特にそうだ」と話している。
URLリンク(www.cnn.co.jp)