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中国で「食の安全」が問題となっているが、韓国では、汚染された水で氷を作り、200か所以上の
飲食店に販売していた工場が、警察の捜索を受けた。
ソウル郊外の広州市にある、飲食店などに卸す氷の生産をしている工場では、一部に草の切れ端
がついた氷を製造していた。製氷工場関係者によると、食用ではないので、地下水を使って作った
という。しかし、地元テレビ局の記者が調べたところ、その地下水は氷工場のすぐそばを流れる川
からくみ上げていて、あちこちにごみが落ち、すぐ横には自動車整備工場があった。
工場側は「食用にする氷は水道水で作っている」と主張したが、その食用の氷を市の保健所で
検査したところ、大腸菌や発がん性があるとされるトリクロロエチレンが基準値の41倍も検出された。
ソウル市保健環境研究員によると、「トリクロロエチレンは中枢神経系や肝臓に影響を及ぼすという
報告がある」という。
この工場の氷は、ソウルを中心に200か所以上の飲食店へ販売され、3年間で約1億4000万円を
売り上げていたという。販売された氷は、アイスコーヒーやかき氷に使用されていた。警察は、工場
で使っていた水道水が汚染されていたか、地下水が混じっている可能性が高いとみて工場を捜索し、
食品衛生法違反の疑いで57歳の経営者の逮捕状を申請した。
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