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韓国の公共放送局である韓国放送公社(KBS)のニュース番組で、
生放送中に記者のぞんざいな言葉が流れる放送事故が発生した。
放送事故があったのは2日正午から放送された「ニュース12」。
テジョン(大田)市のバスで先月末から続いているストライキについて
伝えるなかで起こった。
キャスターが「現場の取材記者につなぎます」と言って、取材に当たった
社会部記者に呼びかけたところ、記者の口から出た言葉は「何で」。
キャスターが引き続き「交渉が決裂した理由は何ですか」と尋ねると「わかんない」。
そのまま記者のコメントなしに労使交渉の映像だけが流れる異常事態となった。
キャスターはこのハプニングに戸惑いながらも、すぐに視聴者に謝罪。
番組の最後でもあらためて謝罪した。
このような放送事故はなぜ起きたのか。
KBSの発表によると、本番直前に記者との音声回線にトラブルが発生し、
記者に音声が届かなくなった。この間に記者の携帯電話に友人から
電話がかかり、電話に出た記者の声が放送されてしまったという。
つまり、記者の発言は通話相手に対してのものであり、キャスターを
茶化すようなやりとりになったのは単なる偶然というわけだ。
問題の記者は「(本番を前に)電話に出たこと自体が誤りだった」と反省し、
「すべての視聴者や関係者の皆様にお詫びしたい」と話しているという。
ソース（国際時事新聞）：
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