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2007年5月15日、北京市平谷裁判所で、息子をつるはしで殴り殺した罪で起訴されていた
張健(チャン・チエン)さんの判決が出された。
減刑を願い出ていた多くの隣人が傍聴に訪れたが、懲役10年との判決を聞き肩を落としていた。
昨年11月6日、張さんは学校の先生から電話をもらった。
中学3年になる14歳の張さんの息子が学校に来ていないという。
恐らくネットカフェのオンラインゲームで遊んでいるのではと先生は告げた。
張さんは電話を受けると、必死に息子を捜し回った。
探し続けてなんと4日目の夜、ある営業許可を受けていない
非合法ネットカフェでオンラインゲームに興じる息子を発見した。
張さんは、しぶる息子を強引に連れて帰り、翌日厳しく説教した。
しかし息子は全く悪びれたところがなく、言うことを聞き入れない。
あげくの果てには母親と喧嘩を始め、親子の縁を切ると絶縁状まで書く始末。
息子はつるはしを持ってきて、
「これで自分の足を切り落とす。それで貸し借りなし。もう親子じゃない。それでいいだろ」
と言い放った。
やりきれず、酒を飲んで怒りをまぎらわしていた張さんは、息子のあまりの言葉についに激怒。
つるはしを奪って、息子を殴りつけたという。
張さんは「当時頭の真っ白でした。何度殴ったのかすら覚えていません」と供述している。
張さんと同じ村に住む張順発(チャン・シュンファー)さんによると、
張さんは老いた父をかいがいしく世話する、とてもまじめな人で、多くの村人に慕われていたという。
今回、息子を殴り殺したとはいえ、事件の経過からしても、張さんの人となりからしても、
十分に情状酌量の余地はあるのでは、と話した。
張さんと同村に住む800人以上の村民が減刑の嘆願書を出したという。
しかし懲役10年の判決が出され、傍聴していた村人たちはみな肩を落としていた。
最近、中国ではネットカフェ及びオンラインゲームを規制する動きが強まっているが、
張さんの息子のように「中毒」になってしまう子どもが多すぎるのが背景となっている。
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