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「作品買えません」 基金残高わずか40万 県立近代美術館
県立近代美術館(さいたま市浦和区)で美術作品の購入に活用している
「県美術作品取得基金」が“窮状”に陥っている。
財政難の県が作品(動産)の買い戻しをストップしている影響でお金が入らず、現在の残高は40万円に迫った。
ピカソやシャガールらによる歴史上の名作も基金を用いて「県民の財産」としてきたが、
「県民サービスへの財政の優先順位もあり、買い戻しは進まない」(県教育局)のが現状だ。
基金を活用して入手した作品には、ピカソの「静物」(四億二千万円、九二年度)を筆頭に
シャガールの「二つの花束」(二億八千万円、九七年度)、
モネの「ジヴェルニーの積みわら、夕日」(一億七千八百万円、八一年度)などの名作が並ぶ。
作品の購入の際、同館は[1]埼玉にゆかりのある作家[2]国内外を問わず
県内美術に影響を与えた作家[3]埼玉の美術文化の振興に寄与した作家―の基本方針に
基づいて作品を入手してきた。生涯学習文化財課の担当者は「美術館には次世代に
作品を残す使命もあるが、現状では方針に合う作品が流通していても、すぐには買えない」と話す。
ソース
URLリンク(www.saitama-np.co.jp)