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編集長も、10年前より少女漫画全体に過激な性表現を増えたことは認める。
「子供が性に関する情報に触れる機会が増えた。親も以前より口うるさくないこともあり、
過激な表現に対する抵抗がなくなっている」と説明する。
日本雑誌協会は編集倫理委員会で、主に成人向け雑誌で漫画の性や暴力の表現について議論している。
山了吉委員長は
「恋愛の自然な流れで、キスやSEXのシーンがでてくるのはある程度許容できる。
ただし、性技や強姦といった、性を興味本位で描くことは避けるようにしている」
とする。そのうえで、
「現実社会にも、強姦やチカンといった事件があることは子どもも知っている。
また、子どもであっても、漫画の中身はフィクションと認識し、
現実との境はわかっており、漫画の通りに行動して事件になることはまずない。
もし、親が問題だと感じたなら、その漫画を材料に、親子で話し合えばいいのではないか」とする。
倫理委員会が過激な性表現を抑えるよう求めることが出来るのは、加盟社に限られる。
また、少女漫画など未成年向けの雑誌のみを対象にした組織はないという。
(増谷文生)
平成18年11月 朝日新聞からの記事抜粋
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