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2007年03月29日
宇都宮市の包括外部監査人を務める増山誠公認会計士は２８日、０５年度の
市職員の給与などに関する監査結果を発表した。
県によると、市職員の１日の勤務時間は県内の市町で唯一、７時間４５分と８時間を
切り、給与水準は県内自治体でトップ。
増山氏は「人事考課システムがあるのに、昇給、ボーナス、退職手当などすべてに
おいて反映されていない」と検討を求めた。
市人事課によると、人事考課システムは０４年度に業績評価、０５年度に能力評価を
コンサルタントを使って改定し、運用しているという。ところが、包括外部監査人が
まとめた報告書によると、年に１度の昇給は自動的に全員が予定者として
リストアップされ、勤務成績が不良でない限り、実際に昇給していた。
その上で「モチベーションとしての意味合いは乏しい」とし、人事考課システムと
連動させることが必要だと指摘している。
一方で、市職員の１日の勤務時間が７時間４５分と国家公務員に比べて
短いことに触れ、「１日８時間とすべき」と提言した。
これに対して同課は「国や県からも指摘されているが、人事院の調査では民間の
勤務時間の平均は７時間４５分となっている」としている。
ソース：asahi.com タイタウン栃木
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