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社会福祉法人が運営する和歌山市内の児童養護施設で、20代の女性非常勤職員が
03~05年の間、入所していた少年に対して性的関係を強要していたことがわかった。
少年が中学3年の頃に始まり、高校3年になる直前まで続いたという。少年側が施設に
訴え、女性職員は懲戒解雇された。施設から報告を受けた和歌山県は、女性職員の
保育士登録を抹消した。
同県や施設によると、女性職員は02年1月に同施設に採用された。03年ごろから、
施設内やホテルなどで少年に性的関係の強要を繰り返したという。入所していた
子どもたちは6~7人が相部屋で生活しており、同じ部屋の子どもが就寝した後で、
少年と関係を持ったこともあるという。
少年は05年3月ごろ、施設に「ほかに行く所もなく、職員と生徒の立場で断り切れ
なかった」と訴えたという。
報告を受けた県は05年4月と同12月の計2回、児童福祉法に基づいて施設を監査し、
職員の管理・指導の徹底などを指導した。施設では、当時の園長と理事長が責任を
取って06年に辞職。現在の園長は「女性職員から少年側に謝罪があったと聞いている。
ほかに被害に遭った子どもはいない」と話している。
同施設は、家庭の問題や経済的理由から、親と一緒に生活できない18歳以下の子を
養育している。
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