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最も危険なドメインは「.ro」―McAfeeが「危険度マップ」を発表
国別ドメインで「危険なサイト比率」が高いのはルーマニアやロシア。.jpは57位と、比較的安全と評価された。
ネットサーフィンで最も危険なドメインはルーマニアの「.ro」、安全なのは米政府機関の
「.gov」―米McAfeeが3月12日、Webサイトの危険度をトップレベルドメイン別にまとめた調
査報告を発表した。265のトップレベルドメインを対象に、McAfeeのWebサイト分析ツール
「SiteAdvisor」を使用してサイトの危険性をテストした。トップレベルドメインにより、危険性に大き
な差があることが判明したという。
SiteAdvisorは、Webサイトの危険性を3段階で評価。アドウェアやスパイウェア、ウイルスなど
の危険性のあるサイトを「赤」、安全と思われるサイトを「緑」、危険性は低いものの、過度にポッ
プアップを表示したりするサイトを「黄」と評価する。
sample SiteAdvisorの危険度表示
URLリンク(image.itmedia.co.jp)
報告によると、国別のトップレベルドメインのうち、最も危険度が高いのはルーマニア(.ro)で、
危険なサイトの比率が5.6%に上った。2位はロシア(.ru、危険なサイト比率4.5%)。一方、安全
なのはフィンランド(.fi、同0.10%)。以下、アイルランド(.ie、同0.11%)、ノルウェー(.no、同
0.16%)、アイスランド(.is、同0.19%)、スウェーデン(.se、同0.21%)と続いており、北欧の国々が
多くランクインしている。
map 「危険度マップ」
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汎用トップレベルドメインでは、最も危険なのは.infoで、危険なサイトの比率は7.5%。安全なの
は、米国政府機関の.govだった。. comは、危険なサイトの比率では汎用ドメインで2位(同
5.5%)、トップレベルドメイン全体では5位だが、利用度が高いために実数としての影響は大きい。
危険度「赤」もしくは「黄」サイトのクリック数のうち、86.6%を.comドメイン下のサイトが占めた。
また、日本(.jp)は国別ドメインでの「危険度ランキング」57位で、比較的安全なドメインとされて
いるが、「赤」もしくは「黄」と評価されたサイトに対するクリック数は毎月160万件にも上っている
という。
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