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＜奈良談合＞長欠元市職員の妻に罰金２００万円 入札妨害で
奈良県と奈良市発注の工事入札で談合したとして、競売入札妨害罪に問われた同市古市町、
中川建設代表、中川小百美（さゆみ）被告（４４）に対し、奈良地裁（松井修裁判官）は罰金２００万円
（求刑・懲役１年６月）を言い渡した。松井裁判官は「共犯者の大半は罰金１００万円の略式命令を受けている。
被告人を懲役刑にする特段の事情がない」と述べた。
中川被告は、長期欠勤問題で懲戒免職となった元同市職員、昌史被告（４３）＝職務強要罪で公判中＝の妻。
判決によると、中川被告は昨年８月１０日、９月１２日の県の道路改良工事と、同日の市営住宅建て替え工事入札で、
他の業者とくじ引きで談合し、予定価格に近い額で業者を落札させた。
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