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堺市の環境事業企画推進担当部長(56)が昨秋、自宅の引っ越しで出た粗大ごみを、
公務中の部下6人にごみ収集車など公用車3台を使って無料で処分させていたことが6日、
市の調べで分かった。市は、部下にも職務専念義務違反の恐れがあるとして関係者の処分を検討している。
市によると、部長はごみの収集・運搬業務を統括する立場。昨年9月13日の引っ越しで出た
長持ちやタンスなど重さ820キロ分のごみ処理について、部下の南第一環境事業所長代理(55)に相談。
所長代理は18日昼、勤務中の同所職員5人を連れて市の収集車やトラックなど計3台で部長宅を訪れ、
ごみを回収して、処分した。
1トン以内の粗大ごみは本来、市の委託業者に8800円を支払って
引き取ってもらう規定だが、部長は払っていなかった。
堺市議のホームページに3月1日、「市幹部だけに許されている特権か」と指摘する匿名の書き込みがあり、
市の調査で発覚。市に対し部長は「長持ちの再利用先を探してもらおうと相談したが、
結果的に甘えてしまった」と謝罪し、6日付で市に8800円を納付した。
所長代理は「ごみ処理を指示する言葉はなかったが、処理の要望と考えた。
直属の上司なので断れなかった」と話しているという。
堺市部長、転居ゴミをタダ処分…公務中の部下“動員” : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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