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大阪市浪速区の市営住宅で、住民らの自治組織が敷地内の余剰地に無断で白線を引いて駐車場をつくり、
訪問者らから料金を徴収していたことが24日、関係者の話で分かった。
大阪市から市営住宅の管理を委託されている市住宅供給公社は
「料金徴収は知らなかった」としながらも、駐車場をつくっていたことは把握。
公社が市有地の無断利用を黙認する結果になっていた。
関係者によると、駐車場を無断運営しているのは、市営日本橋住宅の「カークラブ」。
カークラブは住民用の付帯駐車場を管理するため各地の市営住宅に自治組織としてあるが、
日本橋住宅では付帯駐車場とは別に2005年ごろ、敷地内に白線を引き、10数台分の駐車場を設けた。
近隣の商店など5軒から、月1万2600円ずつ徴収し続けていた。
さらに、敷地の出入り口には電動式のゲートを設置。
開閉用のコイン(2枚500円)を近くの商店で販売し、駐車する訪問者らから料金を徴収していた。
2007年03月24日 8:08 【共同通信】
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