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大騒動となった「発掘！あるある大辞典Ⅱ」のねつ造問題。
納豆ダイエットのねつ造が発覚して以来、ワサビの若返り効果や、レモンのダイエット効果を紹介した回でも、
それぞれ実験結果や専門家のコメントを歪曲して放送していたことも発覚した。
しかし、これらは氷山の一角。その裏には大金が動く、金儲けのカラクリ疑惑があるという
「ねつ造やデータの改ざんなどはただの氷山の一角です。
そもそもは“あるある”だけでなく、健康情報番組で取り上げるテーマこそにもっとも怪しい構図があるんです。
初めに商品ありきで、番組で依頼された商品を取り上げた場合には、
その謝礼として“1分100万円”。
つまり番組3分の健康情報コーナーで取り上げたら300万円ということになる。
それが番組のプロデューサーや演出家などに支払われるケースがあるんです。
悪しき習慣ですが、いつのころからかこうした番組作りが当たり前になっていて、
関係するプロデューサー諸氏は、謝礼金の受け皿となる個人会社まで持つようになってきたんです」
（テレビ局関係者）
企業のPRを請け負うPR会社の“売り込み”担当者は次のように説明してくれた。
「メーカーさんなどから“あるある”に自社の商品を出したいという相談は実に多いんです。
直接テレビ局に売り込むケースもありますが、
いちばん効果があるのは番組の企画にかかわる制作会社の担当者なんです。
企画への謝礼を支払うこともあるし、
担当者が、その商品を事前に仕入れて個人的に儲けるということもあると聞いています」
過去に納豆を取り上げたときにはこんな事例があったという。
「番組制作会社のある幹部は健康食品を扱うネット通販を立ち上げているんですが、
“あるある”で納豆を取り上げるときには、事前に大量に納豆を仕入れておくそうです。
スーパーなどで品切れになった途端に、その通販サイトで納豆を販売する、と」
（番組制作会社スタッフ）
また、取り上げる商品が株式を上場している会社の場合には、さらに大きなお金が動くのだという。
「これは一例ですが、たとえば“あるある”でまいたけを取り上げるとする。
すると、その放送前にまいたけを扱う会社の株を買っておく。
放送後には一般消費者がまいたけを買いに走る。
それでまいたけ、ブームになると、まいたけの会社の株価は上がるじゃないですか。
そこで儲けるわけです」
（制作会社スタッフ）
（引用「週刊女性」2/13付号より）
謝礼金のために、商品ありきで強引な取材をして、ねつ造していた可能性もありそうですね。
情報バラエティの番組なので、何でもかんでも信じ込むのもどうかと思いますが、
ねつ造ならまだしも、裏でお金を動かすためにウソを放送していたとすれば腹ただしい限りです･･･。
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