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排ガス規制を逃れるため車の保管場所について嘘の届け出をしたとして、２８日に２人が逮捕され、
大津市の滋賀朝鮮学園などが大阪府警に家宅捜索された事件で、朝鮮総連滋賀県本部は３０日、
「教育権の侵害」などとして大阪府警の捜査を非難する委員長談話を発表しました。
この事件は今月２８日、自動車「ＮＯｘ・ＰＭ法」による排ガス規制を逃れようと、業務用車両の保管場所を、
規制対象外の滋賀朝鮮初級学校とする嘘の届け出をしていたとして、朝鮮総連大津支部委員長の
全達守容疑者と、大阪市のくず鉄商の男が逮捕されたもので、事件に関連して大阪府警が大津支部や
滋賀朝鮮学園を家宅捜索しました。３０日の会見で朝鮮総連滋賀県本部常任委員会の李長根委員長は
「神聖な教育の現場に１３０人もの警官を動員し、全く関係のない生徒や保護者の名簿を押収したのは
民族教育に対する冒涜であり、教育権の侵害である」などとする談話を発表しました。
また学校の対応について、滋賀朝鮮初級学校の尹日和校長は、「テレビなどで事件を知っている子も多い。
教員が一緒に通学している」と子供の心のケアに務めていることを明らかにしました。
一方、事件との関連性について学園は、「全容疑者から車庫を使わせてほしいと依頼されていたが、
登録と異なる車が駐車されていることはしらなかった」と話しています。なお朝鮮総連滋賀県本部では
明日夜に抗議集会をひらき、２月１日に大阪府警に抗議に行く予定だということです。
ソース：BBC
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