07/01/29 14:40:27 O
知人に、中学生の頃から洋楽のパンクばっかり聴いてるような
女がいるんだが。
邦楽は、インディーズ系以外は邦楽ってだけで毛嫌いし聴かない。
カラオケにも行った事がない。行ったら負けと思ってるらしい。
家にテレビがないからテレビ見ない。普段はラジオ聴いてる。
当然、芸能人や流行に疎い。
漫画は吉田戦車とか、あるいはアングラ系しか読まない。
当然、中学、高校、予備校では浮きまくり。
「人と同じ事はしたくない」
「なぜクスリやってないかって、まわりがやってるからだよ、
高校時代にまわりに不良がいなかったら、私だってやってたよ」
「あの人あたしばっかり見てくる。絶対好きだよね。どうしよ」
が口癖。22にもなって、例の病気でしょうか。
さて、彼女は大学来てから喫煙するようになりました。
少し変わった大学なので、あまりミーハーな人はいません。
そんな中、彼女は動揺していました。
“超個性的”な少数派オシャレさんが煙草を吸っていたので、
とりあえず彼女もそうしたのでしょう。
輸入煙草ばかり買いあさり始めたのです。
ある日、漫画NANAが大ヒットしているご時世、彼女は白昼堂々、
私にかけ寄りこう言ってきたのです。
「見て！こんな煙草見つけた」
嬉しそうにはしゃぐ彼女の右手には、ブラックストーンが。
「珍しいでしょ。きっと誰も吸ってないよね。
パッケージの色とか、あたしっぽい気がする」
心の中で吹き出しつつ、性格腐った私は言ってやった。
「ああ、××ちゃん(彼女の名前)によく似合ってるよ。
××ちゃんを具現化したらまさにその煙草になりそう」
「それ嬉しい！ありがとん」
彼女は無邪気に微笑みながら、何も知らずに持ち場に帰っていく。
そして今日も“一般人”を内心見下しながら、
ブラックストーンをプカプカふかしているwwwwww
ブラックストーン吸ってる人を馬鹿にしてるんではないよ。
その“動機”が面白いだけさwww