07/11/28 21:28:37 7pl6MynA
まあ、中京圏の話は単なる前座でどうでもいいので、>>1に戻るが、
東京圏の場合、同心円構造だけになってしまっているのが、問題になる。
柏と立川と町田で、今度は逆に、「それぞれ都市の個性の違いは何?」
と聞いても、何も出てこなくなってしまう。
これは、千葉や大宮クラスまで含めても同じ。固有の都市の個性が全く無い。
これはなぜかと言えば、後背地の住民が欲するものが似通っているから。
だから、ニュータウン厨が主張するような
「副副都心振興論」は、金太郎飴のようなつまらない没個性都市を量産するだけで、
東京の活力という点では最悪の発想と言ってもいい。
銀座、神保町、青山、秋葉原と、都心部およびその近くの街が、
それぞれ強い個性を持っているのは、機能が東京中心部に集中しているから。
機能が集中しているから、需要が多岐に渡って、
街区毎に役割分担が出来るだけの需要を集められる。
「古書街」「ヲタ街」などというものが存立し得るわけだ。
拡散させたら、極端な話、どれもこれもみんな立川、柏、町田になってしまう。
古書街も電気街もヲタ街も高級服飾街も生まれない。