07/11/20 13:26:10
□アジア株が軒並み下落、クレジット損失めぐる懸念で
[シンガポール 20日 ロイター] 20日の取引で、アジア地域の株式市場が軒並み
2―4%下落している。クレジット市場での損失をめぐる懸念の高まりを背景に銀行株が
幅広く売られている。
ゴールドマン・サックスは、米シティグループ(C.N)の投資判断を「ニュートラル」から
「セル」に引き下げた。モーゲージ関連の損失による利益減少を背景に、シティは今後
2四半期にわたり150億ドルの評価損計上を余儀なくされる可能性があると指摘した。
これが金融株を圧迫している。
東京株式市場の日経平均は午前の取引で1.9%下落し16カ月ぶり安値をつけた。
モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)のアジア太平洋株
指数(日本を除く)は3%安。9月24日以来の低水準。
ソウル株式市場は3.6%、シドニー株式市場は2%それぞれ下落している。
シドニー株式市場ではナショナル・オーストラリア銀行(NAB.AX)が2.7%安、
ソウル株式市場の国民銀行(060000.KS)は4.4%安、東京株式市場の三菱UFJフィナンシャル・
グループ(8306.T)は3.5%安。
出典:ロイター通信 2007年 11月 20日 12:55 JST
URLリンク(jp.reuters.com)
画像:写真は2005年10月に東京都内で撮影した株価ボード(2007年 ロイター/Toru Hanai)
URLリンク(ca.c.yimg.jp)