【AV】次世代DVD戦争 勝者なき結末の予感[07/11/15]at BIZPLUS
【AV】次世代DVD戦争 勝者なき結末の予感[07/11/15] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
07/11/16 12:58:15
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「ウソだろ? DVDプレーヤーよりも安いじゃないか」。ある大手家電メーカー幹部は、
その値段を聞いて絶句した。

震源地は全米小売り最大手のウォルマート。11月2日から始めた年末の特売で、
目玉商品として東芝製の「HD DVD」の再生専用機を、なんと98・87ドル
(日本円で約1万1000円)で売り出したのだ。

これが現行のDVD再生機ならば誰も驚かない。DVDは発売からすでに10年が経過した
典型的な成熟製品で、北米では今や通常の再生機が数十ドル、有名ブランドの高性能機種でも
100ドル台で手に入る。だが、HD DVDの再生機は最新技術を搭載した次世代DVD
対応機であり、昨年春に第1号機が登場したばかり。そんな“最先端”の代物が、期間限定の
特売とはいえ、DVD並みの価格で店頭に並べられたのだ。特売当日には全米中の
ウォルマートに行列ができ、用意していた東芝の再生機は即日完売した。

実は、この日、米国ではもう一つの次世代DVD規格「BD(ブルーレイ・ディスク)」
でも大きなイベントがあった。ソニーが最新据置型ゲーム機「プレイステーション3
(PS3)」で現行品よりも100?200ドル安い廉価版機種を投入し、400ドル
以下で買えるようになった。BDの再生機能を持つPS3の普及に弾みがつけば、
BD陣営の追い風となる。そのタイミングで飛び出したHD DVDの衝撃価格。
「旧型モデルの在庫を大量に抱えていた東芝が、PS3対策も兼ねて、ウォルマートで
一気にたたき売ったのではないか」。現地の家電、流通関係者らの間ではこんなうわさも
飛び交い、余震はいまだ収まらない。

次世代DVDは高精細ハイビジョン映像の長時間収録ができ、現行DVDよりも鮮やかな
映像が楽しめる。だが、その規格は東芝が推す「HD DVD」とソニーや松下電器産業
などが提唱する「BD」に分裂。両陣営は昨年から商品を発売し、「業界標準」の座を
目指して激しい火花を散らす。普及はこれからが本番だが、米国では早くもすさまじい
価格競争へと突入している。

その口火を切ったのが東芝だった。今年4月、それまで499ドルで販売していた
主力機種を399ドルへ、さらに翌月に299ドルへと実質値下げし、販売台数を
伸ばした。世界的なAV機器メーカーが集まるBD陣営に対し、HD DVD陣営の
有力家電メーカーは東芝1社だけ(表参照)。陣営の数で劣るため、徹底的な
低価格戦略を武器に「先行逃げ切り」をもくろんだのである。

BD側も黙ってはいない。6月にはソニーが新たに499ドルの廉価版再生機を
投入。松下も昨年秋に1000ドル以上で発売した機種を6月に599ドルに
実質値下げし、東芝の動きに対抗した。

これで米国では次世代DVD再生機の価格下落が一挙に進み、昨年末からわずか半年で
店頭価格が半値近くになった。さらに、両陣営とも自身の規格を支持する映画会社との
共同販促キャンペーンを大々的に展開。今や米国では、次世代DVDの再生機を購入
すると、1本30ドル相当の映画ソフトが5本以上おまけでついてくる。日本の販売では
ありえない大盤振る舞いだ。

続きます。ソースは
URLリンク(www.toyokeizai.net)
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