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【北京=豊田千秋】
北京大学や清華大学など中国のエリート学生の約6割が現地の日系企業への
就職を嫌がり、過半数がマイクロソフトやIBMなど欧米系への入社を望んでいる実態が、
中国で日本人向けの情報誌を発行する広告会社「チャイナ・コンシェルジュ」などの
調査で分かった。
中国人学生が日系企業に就職したくない理由としては「日本が嫌い」「中日関係」が
計30%にのぼり、「『日本排斥』という回答もあった」(同社編集部)という。
「終身雇用はありえないから」(21歳男性)との回答もあり、日本人を重視する幹部登用の
あり方も敬遠されている。
一方、欧米企業を希望する理由には「給料が高い」(19歳女性)「自分自身が成長できそう」
(21歳男性)などが挙がった。
転職予定があると答えた学生は67%に達し、「1~5年以内に」という学生がその7割を占めた。
2008年の北京五輪を控え高成長が続く中、厚遇を追い求める学生気質が浮き彫りになっている。
調査は9月下旬、北京や天津の大学生1131人を対象に初めて行い、結果は同社が編集する
無料誌「コンシェルジュ北京」11月号に掲載した。
ニュースソース
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