07/11/13 12:30:57
秋冬モデルの価格も、いよいよ底値に近づいてきた。いや、めちゃくちゃに値下がりして
いると言ってもいいだろう。
注目したいのは、Core 2 Duoを搭載したモデルの激安化だ。dynabook TX/65Dが最廉価で
15万4800円。ただし、クロック周波数がやや落ちるのであまりおすすめしない。
5000円高の15万9800円で手が届く、FMV-BIBLO NF70XとLaVie L LL800/KGこそが
真の買い得モデルだ。15万円台の20%還元なら、ざっくり言って、約3万円分のポイントが
付くのだ。考えようによっては、12万?万円で買えてしまうのである。
このクラスになると、液晶も一段上になり、低価格モデルに比べたときの優位点は、処理性能
だけではないのだ。さらにUSB端子の数も変わってくるケースがあることをご存じだろうか?
上位機のUSB端子は5基が標準だ。
価格、処理性能、拡張性、液晶など、すべての観点でチェックして、15万円台のCore 2 Duo
モデルは、超お買い得なのだ。こう考えると、あまり値下がりしないソニーのVAIO type C
あたりが、異様に高く見えてくる。
BCNなどのデータを見ていると、パソコンの売れ行きはあまり芳しくない。
Windows Vista待ちの買い控えをしていた昨年末と比べても、苦戦しているのが実情だ。
この冬あたりには、Windows Vistaがいよいよ安定し、好調に売れるようになると、
どのメーカーも見ていたのだ。ところが、ふたを開けるとイマイチである。
それでも、台数を売らないことには話にならないので、値引き競争が起こっている。
この業界で仕事をしている僕にとって、この売れ行きの悪さと値下がり振りは、背筋が寒く
なる。
6年振りの目玉であったWindows VistaとOffice 2007をもってして、これである。さらに、
高性能CPUを搭載し、メモリーも1GBの上位モデルが、15万円台なのに苦戦しているのだ。
寒気がするのは、来シーズンの動向が見えてこないからだ。CPUの高速化は見えてしまった。
もちろん、無意味とは言わないが、牛の歩みのように少しずつ速くなるだけである。画期的に
スピードアップすることは考えられない。テレビパソコンも売れていないし、話題になる
トピックが何もないのだ。
ユーザーとして前向きに考えるなら、今シーズンCore 2 Duoのノートを買っておけば、
当面は不満無く使えるのが魅力だ。
特に、今年初めにCeleronのノートを買ってWindows Vistaの処理の重さを嘆いているなら、
いっそ買い換えてはどうだろう。理不尽なことを言っているのは、自分でも分かる。だが、
いつまでも不満を感じて使うなら、いち早く買い換えた方が得だ。店頭で、上位モデルの
レスポンスの良さを体験してみるといいだろう。
かなり省略しました。ソース全文は
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