07/11/05 09:55:11
第一三共は4日、次期主力薬として期待する抗血栓症薬について、
米製薬大手イーライリリーと共同実施した大規模臨床試験で、仏サノフィ
・アベンティスなどが販売する競合薬を上回る治療効果を確認できたと
発表した。競合薬は年間売上高が6000億円を超える大型製品。両社は
計画通り年内に米食品医薬品局(FDA)に承認申請し、来年末の発売を見込む。
心臓の血管を広げる「ステント」と呼ぶ医療器具などの治療を受けた重症の
心臓病患者ら1万3600人を対象に、有効性と安全性を競合薬と直接比較した。
その結果、心臓発作と脳卒中の発生率や死亡率などを総合評価した危険率を
約19%低減できたという。
75歳以上の高齢者や体重60キログラム以下など患者の2割では出血リスクが
高かったが、「総合的には競合薬を大幅に上回る治療成績を上げることが
できた」と第一三共は説明している。
ソースは
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
第一三共株式会社
URLリンク(www.daiichisankyo.co.jp)
ニュースリリース
“極めて重要な第3相実薬対照比較臨床試験において、心臓発作のリスク軽減に
関して、抗血小板剤プラスグレルの
クロピドグレルに対する統計的優越性が判明”(pdfファイル)
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