07/11/02 23:45:55
アメリカの10月の雇用統計が発表され、景気の動向を敏感に映し出す農業分野以外で
働く人たちの数は、前の月よりも16万人余り増え、金融市場の予想を大きく上回りました。
アメリカ労働省が2日発表した10月の雇用統計によりますと、農業分野以外で働く人たちの
数は、前の月よりも16万6000人増えて、8万人程度と見込んでいた金融市場の予想を大きく
上回りました。
これは、建設業や製造業では雇用が減少した一方で、教育や医療関係では新規の雇用が
伸びたことが主な原因です。
アメリカでは「サブプライム・ローン」と呼ばれる、低所得者向けの住宅ローンの焦げ付きの
拡大に端を発した金融市場の混乱が、経済実体にどの程度影響を及ぼすかに注目が集まって
いますが、10月の雇用情勢が改善したことで、影響は限定的だという見方が広がりそうです。
一方、同時に発表された10月の失業率は4.7%で、前の月と変わりませんでした。
▽News Source NHK ONLINE 2007年11月02日22時46分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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▽The US Department of Labor
URLリンク(www.dol.gov)
▽Employment Situation Summary
URLリンク(www.bls.gov)
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