07/10/19 23:12:07
札幌市内の分譲マンション市場で供給過剰感が強まっている。
市場に出回った住戸のうち売買契約が成立した割合を示す成約率が
4―9月は44%と9年ぶりに50%を割り込んだ。
新規発売戸数は前年同期比37%増加したが、
成約戸数(在庫の販売も含む)は逆に7%減少。
結果、在庫が積み上がり、9月末で1906戸と1年前より60%も増えている。
成約率は3月末の繰り越し在庫に4―9月の新規供給を加えた戸数を総供給数とし、
住宅流通研究所(札幌市)のデータをもとに計算した。
4―9月の新規発売戸数は2043戸と4年ぶりに2000戸台にのせた。
成約戸数は平成に入ってからは最低の1534戸だった。
成約率は前年同期比13ポイント減と大幅に低下した。
札幌の地価上昇が始まった2005―06年に不動産会社が用地取得競争の中で手当てした土地が、
工事期間を経て今年に入ってマンションとして「商品化」されたのが供給増の原因だ。
ソース
URLリンク(www.nikkei.co.jp)