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年末も任天堂の圧勝が続く-。「週刊ファミ通」などを発行するエンターブレインの浜村弘一社長は
12日、年末商戦以降のゲーム業界を展望した。携帯ゲーム機の「ニンテンドーDS」、据置型の「Wii」という
ヒット商品を抱え、「学習系ソフトや健康ソフトなど、ゲームをしない層を取り込んで広げた市場に従来の
ゲームファンも取り込み、拡大を続ける」との見通しを示した。
同社の調べによれば、平成19年上半期(4-9月)のゲーム市場の規模はハード、ソフトを合わせて
約4820億円。すでに前年度の4分の3近くに達している。DSは販売台数2000万台に迫っており、
浜村社長は「近い将来に3000万台も視野に入る」としている。
売れ行きを象徴するのが、いわゆる「脳トレ」をはじめとする学習系ソフトのヒット。幅広い年齢層に
満遍なく売れているところが、ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機PSPとは異なる。
さらに「学習系ソフトを入り口に、他のアクションゲームやアドベンチャーゲームへと広がりを見せる
ユーザーも多い」とし、この勢いがそのまま任天堂の快進撃につながっているようだ。
DSやWiiは一時の品切れ状態を脱して小売店でも在庫が見られるようになったが、浜村社長は
「年末にかけて健康系ソフト『Wii Fit』をはじめ、魅力的なタイトルのソフトで、任天堂の優位が続く」
との見解だ。ソニーのPS3については、「PS3ならではのゲームがまだ少なく、ソフト次第で売れ行きの
伸びしろはまだ大きい」とみている。
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