07/10/11 23:15:14
▽大規模農家補助制度 見直しへ
農林水産省は、農家への補助金について今年度から原則的に一定の規模以上の農家や
生産者の団体などに対象を絞って支出する制度に改めましたが、一部の農家から「小規模
農家の切り捨てにつながる」とか「制度の内容が複雑でわかりにくい」といった批判が出て
います。
このため、農林水産省は検討本部を設け、制度の見直しに向けて検討を進めることにした
もので、若林農林水産大臣は「制度の根幹は維持しながらも生産現場の声をしんしに受け
止め、幅広い視点で検討してほしい」と指示しました。今年度から導入された新たな制度を
めぐっては、民主党も農業現場の実態に即していないとして反対しており、米や麦などを
生産している農家に対し、規模の大小にかかわらず交付金を支払うとした法案を、近く国会
に提出する方針です。
農林水産省では今後、補助金の申請の手続きを簡単にできないかどうかや、制度に関する
農家への説明が十分かどうかなどについて検討し、来月中に見直し策を取りまとめたいと
しています。
・URLリンク(www3.nhk.or.jp)